今日のテーマは「生き残るネイルサロンとは」というテーマです。
ネイルの市場は、上がっているにも関わらず1ネイルサロンの売上はどんどん低下傾向にあります。これはセルフジェルネイラーやプライベートサロンの増加にも関係していると思います。
そして、オックスフォード大学でAI(人工知能)などの研究を行うマイケル・A・オズボーン准教授の『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文の中で、ネイリストは「消える職業」702種の中に入っています。要は近い将来、ネイルの仕事はロボットが行うようになる・・・ということです。
最初、これを聞いた時は正直かなりドキっとしました。ですが、どんどん淘汰されていくのはそうなんでしょうが、それでも日本からネイルサロンが0件になることはないです。
既に、AutoNailなど機械の中に指を入れたら、ネイルアートが出来るようなものは存在しています。もっと精度の悪いものなら、15年前ぐらいからは出来てたと記憶しています。
ネイリストが、「爪の上に色を塗ったり、デザインをする人」という概念なら、それはやっぱりいずれロボットがすることになるでしょう。ただ単にお客様の爪の上にジェルネイルを乗せて、アートを施すだけでは、それこそAIに取って変わられるでしょうし、どれだけ思いがあっても、どこでもやっているような事を続けていれば、いずれはなくなるでしょう。
大事なのは、その数少ない生き残るネイルサロンになるために、今何をするべきかを考え、5年後、10年後・・・を見据えた経営をしていく事だと思います。